金融日記:みんな亀井静香を甘く見ない方がいい

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亀井氏が正しいのか間違っているのか、知識がないので判定のしようがないのだが、なんというか金融の専門家たちが鼻で笑って馬鹿にする風景は見てて腹立たしいものがある。

それでわかったのだが、いわゆる官僚政治の醜い部分ってこういうところなんだと。大臣がいろいろと要望を出しても、専門家である官僚が「何も知らない馬鹿が」と鼻で笑い、表面上は従いつつ、適当に誤魔化して結果として骨抜きにする、と。そして、どうせすぐにやめるんだろうからと、真面目に議論する気もない。

亀井氏を批判している経済の専門家たちの態度は、ほとんどこれである。政治家というのは、今の経済制度そのものが歪んでいるから直さなければいけない、と言うことのできる権利があるというか、その役割がある。現行の経済制度の永続性を前提に、それに反する論理を全て一蹴するのは官僚のやることである。

いつも思うことだが、経済を語る人って何でこんなに官僚主義的なんだろうか。本当の官僚なら現実の社会を背負っているから仕方のないところがあるが・・・。