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昨日の続き
海外勢が「亀井発言」嫌気、閣内の影響力は限定的の見方も
欧州系証券のシニアストラテジストは、郵政民営化の巻き戻しについて海外からみれば「3公社5現業」という非効率な運営がイメージされるので政権にはネガティブなイメージを与えると指摘する。その上で鳩山政権が「人為的に誤った政策運営をするとの懸念を持たれる恐れがある」との見方を示す。
同時に「亀井氏の大臣就任は小泉純一郎元首相への恨みを抱いてきた亀井氏へのはなむけの人事だ」と指摘する。というのは「今や大政党となった民主党主体の政権内で、議席が過半数に届かない参院での国会対策としての連携であって、来年の参院選で民主党が過半数を獲得すれば、亀井氏は自然と不要になる」と説明する。
先のシニアストラテジストは、衆院で民主党が結成した会派は311議席なのに対し、国民新党は3議席に過ぎず「最終的にバランスのとれた政策が期待できる」とし、亀井氏の影響力は限定的との見方を示す。
ただ、金融担当相は、メガバンクをはじめ国内で営業する銀行、証券を監督する巨大な権限を持つ。亀井担当相の発言で早くも大揺れの金融界は、強い風圧にさらされることになった。
mar*****さん
私もそう思う10,812点私はそう思わない605点あー。。
せっかく景気が底をうってきたのに、この金融素人じいさんのせいで、また不況に逆戻りかー。。
民主党も抜群の閣僚人事だな。
2009年9月17日 20時6分kaz*****さん
私もそう思う9,504点私はそう思わない477点海外では、日本国民はなんでこんなXX大臣を選んだのかって話題沸騰中です。
そうだよねぇ。。。ほんとにそうだよね。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090917-00000557-reu-bus_all
亀井氏の政策の是非を判断する能力も知識もないんだけど、何でこうも「経済通」ぶって批判できる人が多いのかがよくわからない。「海外では・・」って物言いも、エコノミストは大好きだけど、なんでこんなに外国人の投資家の目ばかり過剰に気にするんだろうか。
亀井氏は要するに「今にも倒れそうな人はゴチャゴチャいわないで助けるべきだ」と言っているだけで、それに対して「経済を知らない馬鹿」という批判はないだろう。経済的にはどうか知らないが、社会的・倫理的には全面的に亀井氏のほうが正しい。
繰り返すけど、バリバリの経済の専門家が主導する経済政策が社会的には不適切で、そのことが経済の本体そのものを傷つけてしまうなことはあり得るし、非専門家による経済政策が社会的には適切で、そのことが経済成長を後押しすることは充分にあり得る。亀井氏の政策を専門家ぶって云々する前に、まずこの基本のところに立ち返るべきである。
ただ、経済の専門家が鼻から馬鹿にしている人が経済政策を主導するのは、さすがにまずい。専門家が言うことを聞かなければ、政策が前に進まない。大臣職よりもご意見番のような地位を与えたほうがよかったように思う。
それにしても、日本の世論は経済主義的な構造改革にウンザリしたと思ったら、今度の大臣は経済音痴で恥ずかしいと批判したり、いったい世の中をどうしたいのかさっぱりよくわからない。