家族だんらん法案

「残業代出なかったら、さっさと帰る」舛添厚労相が持論

http://www.asahi.com/politics/update/0911/TKY200709110426.html?ref=goo

これは「失言」だと思うが、舛添大臣の頭の中に「無能な人間」「やる気のない人間」の存在を全く想定していないのは、やはり厚生労働大臣として大いに問題がある。彼は介護問題に詳しいけれども、身体的な健常者が全て「努力すれば何とかなる」ような人々であるとは限らないことを、ちっともわかっていない。

「時間ではかれる仕事について残業代を払わないのはもってのほかだ」と釈明しているそうだが、前にも言ったが時間ではかれない仕事に従事している人なんてそうはいないだろう。こういう「世間の常識」に属することが全く分かっていないのには本当に失望した。